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沖縄戦当時、宜野湾市でどのようなことがあったのかを紹介する企画展が宜野湾市立博物館で開かれています。企画展は戦後80年の節目に沖縄戦を次世代に継承しようと開かれています。

戦前から終戦にかけての写真や実物資料、体験者の証言パネルなどが展示され、市内でどのようなことが起こったのかをみることができます。資料では当時の徴兵制度や国家総動員法の公布など、住民が戦争に巻き込まれていく時代背景が説明されています。また、激戦となった嘉数の戦場で、日本兵が沖縄の少年兵に爆薬を背負わせ、上陸したアメリカ軍の戦車に突撃させたという「人間爆雷」に関する証言もありました。

戦前の上空写真には現在の普天間基地がある場所に住民の集落が写っていて、今なお残る戦争の影響を知ることができます。