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2025年の上半期に、輸入を差し止めた偽ブランド品数は、1700点あまりと2019年以降で最多となっていることがわかりました。
沖縄地区税関によりますと、2025年1月から6月末までに、輸入を差し止めた偽ブランド品といった知的財産を侵害する物品は1784点で、2024年の同時期と比べると2.7倍に増え、2019年以降、過去最多となっています。
品目別では、衣類や靴、バッグが、全体の7割以上を占める中、ドライヤーやタイヤホイールカバーもありました。
件数の増加を受け、8日、那覇中央郵便局にある税関の出張所では、X線検査や職員が直接、箱を開けて確認する様子が報道陣に特別公開されました。
沖縄地区税関・業務部小林正史部長は「インターネットでの買い物が身近になって手軽に買えるようになりました。県民の皆様ひとりひとりが注意していただくことが、大事かと思っております」と話していました。
国別の輸入差止件数では、中国が半数近くを占める一方で、ネパールやベトナムなど東南アジアの割合も高くなっています。