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81年前の対馬丸事件の関係者の証言をもとにした舞台が上演されることになり製作発表が行われました。

制作発表会見には演出の宮本亞門さんや県出身の俳優、吉田妙子さん、国仲涼子さん、BEGINの島袋優さんらが出席しました。舞台は、対馬丸事件の生き残り平良啓子さんや証言者の話をもとに構成されています。

宮本亜門さんは「あちらこちらで少し戦争が始まったりニュースで子どもたちが亡くなっていく姿を見て、これは絶対忘れてはいけない、対馬丸の事件こそ沖縄だけでなく、できたら日本全国・世界に伝えるべきことだと」と話していました。

また国仲涼子さんは「(今は)食べ物を普通に食べれて、それが当たり前じゃないんだよというのを少しこの若い子たちに知ってもらうことがこの作品を通して伝えられたらいいなと思っております」と話します。

主催の実行委員会は「80年を経て、私たちができること、これからの時代の平和構築・目指す姿を描く足がかりとなることを期待している」としています。

公演は、8月16日の予定です。