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オリオンビールは5月29日、2024年度の決算を発表し4期連続の増収増益と過去最高益を更新しました。

オリオンビールの2024年度の売上高は約279億円で、前の年度より約29億のプラスとなり経常利益は2024年度を11億上回る42億円と、4期連続の増収増益、過去最高益を更新しました。

資材や輸送費高騰などの逆風もありましたが、台湾やオーストラリアなどの海外市場で酒類の主力商品が好調だったことも最高益を後押しした要因のひとつだということです。また、ホテル事業なども含めたグループの決算も2期連続の増収増益を達成しています。

オリオンビールの村野一社長は「売り上げが見通しづらい一年だった」と前の年度をふり返りつつ、ホテル事業では、ことし7月に開業する「ジャングリア」の、オフィシャルホテルとしてスタートできることからその意気込みも語りました。

オリオンビール村野一社長「本部にはホテル、名護にはビール工場がある。これらを核として北部ではキープレイヤーになっていきたい」

オリオンビールでは、今年4月の酒類料金を値上げについて「売り上げは一時的に減少したものの、現在は、買い控えなどはあまり見られない」と消費者動向を分析しています。