著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

物流が滞った離島に、大型のドローンを使って食料や水などを届けることを想定した実証実験が南城市で行われました。

この実証実験は悪天候で船が欠航した際などに、離島に物資が届かない状況を防ごうと、沖縄セルラー電話などが企画したものです。

11月19日、南城市では水や薬など、約10kgの生活必需品を載せた大型ドローンが、知念岬公園から久高島までの6kmを約8分で飛行しました。

今回の実験では、遠隔地から機体の映像をリアルタイムで確認することができるLTE通信が活用されました。

沖縄セルラー電話 ビジネス営業企画部 渡真利光訓さん「緊急時、すぐの何か必要なものがある時に技術を活用して、即座に対応できる環境が整えられると、島の皆さまの安心安全につなげられると思っています」

沖縄セルラー電話は「今後も企業や自治体と連携を図り、ドローン点検や測量、農業などにも活用していきたい」としています。