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糸満市のレストランでO157による集団食中毒が発生し、県外からの修学旅行生170人が腹痛や下痢などの症状を訴えていることが分かりました。
県はこのレストランを営業禁止処分としています。営業禁止処分を受けたのは、糸満市にあるレストランです。
県によりますと、10月14日から18日の間にレストランで食事をした川崎市・山形市・長野市・東京都の修学旅行生170人が腹痛や下痢などの食中毒症状を訴えていて、このうち68人からO157を含む腸管出血性大腸菌が検出されました。
症状を訴えている人のうち30人は入院していますが、現在回復に向かっているということです。
10月22日から28日にかけて4つの自治体から県に修学旅行生の食中毒疑いの連絡があり、旅行生が共通して食事をしたレストランを調査していた南部保健所が10月29日食中毒と判断し、期間を定めない営業禁止処分としました。
このレストランは10月25日から営業を自粛しており、それまでに40団体、6400人が利用しているということです。
県は、O157は感染力が強いことから、食品の十分な加熱やトイレの後には石鹸でよく手を洗うなど注意を呼びかけています。
