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市議会から不信任決議を受けた古謝景春南城市長が会見を開き、情報操作による事実誤認で決議された議会の不信任は不当で、解散は正当だったと改めて主張しました。

2025年9月、自身のハラスメント問題をめぐり、議会から不信任決議を受け、その後、議会を解散した南城市の古謝景春市長と弁護士が、2025年10月22日に会見を開きました。

会見で市長らは、女性職員にハグをしたなどとするやり取りが録音された音声データの内容について一方的な事実認定によって、議会で不当な不信任決議がされたため、解散は正当なものだったと主張しました。

古謝市長は「(不信任決議に)セクハラの有無は、言及していなくて(市政の)混乱の状況を招いてることについて」と記者の質問に、「混乱の状況は野党の議員さんがやっているだけですから、私がやっているということではない」と述べ、「混乱を招いているのは野党の議員が招いてるとお考えですか」と記者の質問に「それはあります」と答えました。

市長の音声データをめぐって、録音した女性職員は、QABの取材で、当時、市長からおよそ10年間にわたってセクハラ行為を受けていたと話し、両者の言い分は、食い違っています。

古謝市長は、市議選への対応や再度、不信任決議を受けた場合の対応について、ノーコメントとしています。