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沖縄都市モノレールで不要になった「ある物」を「アップサイクル」再生利用し新たな商品として生み出す取り組みが、うるま市で行われています。うるま市の就労支援施設「ゆうゆう」に無償で提供されたのは、ゆいレールで使用していた「制服」180着です。

沖縄都市モノレールでは、制服の素材変更に伴い役目を終えた制服を廃棄する予定でしたが、資源の有効活用ができないかと模索していたところ就労支援施設と連携した「アップサイクル」再生利用の取り組みにつがりました。

就労支援施設ゆうゆう生活支援員・渡口エリさんは「きれいな生地を頂いて皆さんとアイデアを出し合って今までない活気が出ているのですごくありがたいです」と話しました。

施設では、ミシンや手縫いで一つ一つ丁寧に製作し、廃棄されるはずだった制服に命を吹き込んでいます。制作された商品は、制服のポケットを活かしたバッグやサングワァーのキーホルダーに名刺入れなどおよそ20種類です。

制作者は、「生地の色が鮮やかで楽しい手こずりながらも頑張って仕上げた」と話していました。

沖縄都市モノレール・松田和也さんは「廃棄予定だった制服なんですけどこんなに素敵な商品に生まれ変わったんでゆうゆうさんにお願いしてよかったなって気持ちがあります。」と話しました。

商品は、うるま市役所などで販売するほか、2025年11月のゆいレール祭りでも購入が可能だということです。