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宮古島市の市の鳥で絶滅危惧種にも指定されているサシバを守ろうと関係機関と子どもたちが保護を呼びかけパトロールしました。
サシバはタカ科の渡り鳥で、毎年10月に繁殖地の本州などから越冬地の東南アジアへと渡る途中に中継地として宮古島市の伊良部島で羽を休めます。
パトロールを前に宮古野鳥の会の仲地邦博会長はサシバの飛来数が年々減少していることに触れ「この減少を止めるためにも、頑張ってほしい」と呼びかけました。
合同パトロールに参加する子どもたちを代表して伊良部島小中学校の下地煌菜さんが「私たちの活動でサシバが安心して休める場所を守りたい」と決意表明しました。
このあと、島内を広報パレードし、自然環境も守っていこうと呼びかけました。県によりますと、2024年に確認されたサシバの飛来数は、7千771羽ということです。伊良部島では、21日までサシバの飛来調査が行われます。