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県庁に隣接する場所で見つかった17世紀前後の窯の跡とみられる遺構の説明会が、きょう開かれました。

ことし見つかったのは、16世紀後半から17世紀ごろに瓦や陶器を作っていた窯跡の一部とみられる遺構です。

説明会では参加者が発掘現場をまわり、担当者から説明を受けました。

当時を記録する資料に付近が窯だったとされる記述がある他、一部の土が焼かれた熱で赤く変色していたり、周辺では瓦や陶器が発掘されていたりするということです。

参加者の一人は「県庁のど真ん中にかつてこういうものがあったというのはすごく面白いなと思います」と話し、また別の参加者は「普通の生活をしていたら見られないところなので、土に埋まっている昔の人の生活を知れるというのはおもしろいですね」と話していました。

遺構の下にはさらなる遺構が存在する可能性もあり、埋蔵文化税センターは今後も調査を続けていくとしています。