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夏休みの自由研究にぴったりな企画展が県立博物館・美術館で開かれています。テーマは「タネ」世界各地の珍しいタネを集めた展示会が今月19日から始まっています。
会場には美ら島財団が世界各地で実施した植物調査で収集してきたものなど、およそ400種類の様々なタネが展示されています。
風に乗ってふわふわ飛ぶもの、水にぷかぷか浮かんで運ばれるもの、実が破裂して飛び出すものや、動物の体にくっついたり食べられたりして運ばれるものなど「種の保存」の特徴ごとに分類されています。
こちらは、おしりのような形をした実「フタゴヤシ」植物の中で世界一大きく重たいタネです。実際にどのぐらいの重さなのかを会場で体感することができます。
体験した人は「結構重たいね。鉄の塊みたい」と話していました。
そして、こちらは百獣の王ライオンが泣いちゃうほど最強のタネ、アフリカ南部に分布する植物でトゲが鋭くその名も「ライオンゴロシ」と呼ばれています。
美ら島財団総合研究所植物研究室米倉浩司さんは「植物はいろいろと理由があってタネをつけるわけです、その理由とどのような生きざまをしているのかに関しても知るきっかけになって頂ければ」と話しています。
生物たちの巧妙で必死な戦略が詰まった「ふわ・ぷか・もぐ・キラ 世界の珍しいタネ展」は、8月31日まで県立博物館美術館で開かれています、入場無料。