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2024年、性的暴行を加えようと女性を襲い、けがをさせたとして不同意性交等致傷の罪に問われているアメリカ兵の男の裁判員裁判で、那覇地裁は6月24日男に懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

この裁判は2024年5月、アメリカ海兵隊の上等兵、ジャメル・クレイトン被告(22)が本島内で性的暴行を加えようと面識のない女性の首をしめるなどして全治2週間のけがをさせた不同意性交等致傷の罪に問われているものです。

これまでの裁判で被告は「疑われるようなことは、一切していない」と無罪を主張し、検察側は懲役10年を求刑していました。

きょう、開かれた判決公判で小畑和彦裁判長は「被害者が受けたけがは、被害者が証言した被告人の行為とよく整合している」と被告の犯行があったと認定。

「被害者がうけた行為は法医学者に「運よく生き延びた」と判断されるほど危険で悪質。被害者がうけた精神的苦痛は非常に大きい」とクレイトン被告に対し懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

弁護士によると、クレイトン被告は、控訴を検討しているということです。