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今月28日に改正風営法が施行されるのを前に、県警が那覇市の繁華街のホストクラブなどへの啓発を行いました。

この啓発活動は県警本部と那覇署が合同で実施。那覇市の松山地区にあるホストクラブなどへの立ち入り検査をするとともに、法改正の趣旨を周知して適正な運営を促しました。

法改正はホストクラブの女性客が売掛金などの名目で多額の債務を負担させられ、支払いのために売春などを強要させられた事案があることが背景です。接待飲食業者に脅しや誘惑による料金支払いのための売春・性風俗店勤務などを禁止行為として規定している他、性風俗店がスカウトやホストに紹介料を支払う行為、いわゆるスカウトバックを禁止しています。

那覇警察署・髙里誠生活安全官は「法改正もなされたところなので、改正をしっかり活かしながら県警として違法行為があれば取り締まりを強化していきたい」と話しました。

県警の担当者は立ち入り検査を強化するなどして、今後も善良な風俗環境を維持していきたいとしています。