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県内マスコミ各社の労働組合でつくる協議会が、那覇市内で戦争報道のあり方について考えるシンポジウムを開きました。

「反戦ティーチイン」と題したシンポジウムは、戦後80年を機に、メディアの戦争への向き合いを考える機会にしようと開いたものです。

シンポジウムでは、ロシアのウクライナ侵攻など現地取材をした朝日新聞の記者が登壇し、現地で取材を続ける中で「数千キロ離れた読者にも顔が見える記事を心がけた」と話しました。

また、日中戦争や太平洋戦争で、日本の作家や放送局と戦争との関りを取材し制作した番組を紹介。「放送報国」のスローガンのもとで、当時の放送局は、動いていたことに触れ「戦争が始まったら、組織ジャーナリズムは無力化される。その前でとどまることが、重要だ」と強調しました。