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4日から沖縄を訪問されている天皇皇后両陛下と長女・愛子さまは5日午前、対馬丸事件の犠牲者を追悼する小桜の塔や記念館などを訪れました。

ご一家は5日午前、81年前、アメリカ軍の潜水艦に撃沈され、1484人が犠牲になった疎開船「対馬丸」の犠牲者を追悼する小桜の塔を訪れ供花されました。

小桜の塔では、対馬丸記念館の比嘉正詔理事から塔の説明があり「記念館から世界の平和、これからも平和を進めてまいりたい」と述べました。

このあとの対馬丸記念館では、平良次子館長が館内を案内しました。平良館長は、対馬丸事件の生存者、平良啓子さんの娘にあたります。平良館長はご一家に当時の学校では「沖縄の言葉を使ったら罰を受けていた」などと話していました。対馬丸記念館では、生存者の髙良政勝さんなどとも言葉を交わされています。

両陛下と愛子さまは午後、首里城公園で正殿復元工事などを視察されたのち、東京に戻られます。