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続いては先週の早わかりビズでりゅうぎん総研の我謝さんとお伝えした空港で働くグランドハンドリングについて続報です。
県内の空港でも人手不足や職場環境の改善が早急に求められるという我謝さんの解説でしたが国土交通省が新たなワーキンググループを作ってガイドラインを策定し雇用形態の改善などに努める事になりました。
グランドハンドリングは搭乗手続きや人や荷物の搬送など、飛行機の安全運航のために空港内で働く人たちですが様々な業種があるために業務の2次・3次委託などにより雇用形態が複雑となり下請法の観点からも問題が指摘されていました。このため国土交通省は空港グランドハンドリング事業の適正取引を進める為ガイドライン策定に向けたワーキンググループを設置しました。
委員には大学関係者と労働法に詳しい弁護士に加え、オブザーバーとして空港グランドハンドリング協会や公正取引委員会事務総局のメンバーが名を連ねます。4回の会合を経てことし10月か11月を目途にガイドラインを取りまとめ下請け業者と親事業者との間で適正な取引を行いグランドハンドリング事業の持続的な発展を目指していく事にしています。
空港や飛行機の安全運航を守る大事な仕事に携わる人たちの労働環境が守られなければ人手不足や人材の質の向上には繋がらないのでガイドラインの策定には期待がかかりますね。
早わかりビズ「沖縄県内の空港グランドハンドリングの現状と課題」ビジネスキャッチー