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県内を拠点にデジタル技術を活用したビジネス展開を目指す企業がアイディアを発表するイベントが行われ、農業や医療など様々な分野の5社が地域の特色を活かす新規事業をPRしました。
このイベントは県内でDXの活用を目指す企業が、それを支援する企業との交流や情報交換ができる機会を作ろうと、総務省沖縄総合通信事務所と県内の通信事業者などからなる沖縄情報通信懇談会が開催したものです。
プレゼンテーションに臨んだのは県内を拠点に新たなビジネスモデルや新商品の開発を手掛ける5社で、商品やサービスの特徴を審査員の前で披露しました。
最高賞のイノベーション大賞に選ばれたのは、琉球大学発のベンチャー企業「リュウェル」が発表した認知症のオンライン問診やAIを活用した診断を目指す事業です。将来的には認知症だけでなく、全般的なヘルスチェックをしながら健康リスクのある人の早期発見もしていきたいとしています。
また、未来創造賞には拠点を作らず自由に旅行とビジネスを両立している「ノマド」と言われる利用者向けに将来の旅行の予定を共有しあって新たな旅のきっかけにしたり、訪れた地域のイベント情報を受け取ったりすることのできるアプリのアイデアを紹介した「NomadResort」が選ばれました。
この他農家が生産情報を登録して販路拡大を目指す取り組みや、電話を掛けた利用者が相手が受信する間の待ち時間に広告を聴いて報酬が得られるビジネスモデルなどが紹介されました。