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自民党の西田昌司参院議員が糸満市のひめゆりの塔について「歴史の書き換え」などと発言した問題で、県内で平和ガイドなどに携わる5団体が連名で発言の全面的な撤回を求める声明を発表しました。

自民党の西田議員は、5月3日、那覇市で行われたの講演会でひめゆりの塔について「歴史の書き換え」と発言。

その後、発言を一部撤回しましたが沖縄での平和教育について「地上戦の解釈が無茶苦茶」などと発言したことなどは撤回していません。これを受けて、県観光ボランティアガイド友の会や県平和祈念資料館友の会など5団体が連名で西田議員に発言の全面撤回を求める声明を出しました。

沖縄平和ネットワーク北上田源事務局長「沖縄の平和教育の原点を揺るがし、携わって来たすべての人たちへの冒涜です」

5月30日の会見には各団体の関係者が出席し「発言の中核の歴史観の撤回を求める必要がある」「学術研究を軽視している」などと指摘しました。