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ここからは、青果通信です。毎週、ユニオンのバイヤーに協力していただき、青果やお米などに関する情報をお届けしていますが、きょうは農水省が輸入停止の措置をした鶏肉に関する情報をお伝えします。

牛や豚に比べると安いので、鶏肉を良く買います。

農水省がきのう輸入停止措置をとったのはブラジルからの鶏肉です。ブラジルは鶏肉の世界的サプライチェーンなんですが、そこで鳥インフルエンザが発生しこの地域からの鶏肉と卵の輸入を停止することを発表したんです。

精肉担当の新里バイヤーによると、現時点では店舗への影響はないそうですが鶏肉の部位で今後影響が出てきそうです。ユニオンでは、輸入鶏もも肉に関しては7割近くがブラジル産だということです。一方、手羽元や鶏むねはブラジル内での消費率が高く日本での流通が少ないそうなんです。

ブラジル産が輸入できないとなると県産の需要が上がるため鶏肉全体の価格上昇が今後生じる可能性がありそうです。

また、卵の担当の吉本バイヤーによると、スーパーでは国産の卵の取り扱いが主流で、価格などに「影響はない」ということです。今後、マヨネーズなどの加工品にブラジル産の卵が使われている場合、それらの値上がりが懸念されます。

鶏肉の価格に関しては今後もこのコーナーでお伝えしていく予定です。