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サッカー・天皇杯の話題です。沖縄県代表チームを決める試合がきのう沖縄市で行われ、3年連続と同じ顔合わせとなった今回。試合終盤にドラマが待っていました。
きのう、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で行われた天皇杯・沖縄代表を決める試合。J3・FC琉球と、JFL・沖縄SV(エスファウ)の対戦は、3年連続で同じ組み合わせとなりました。
試合の主導権を去年の県代表・沖縄SV!積極的にゴールを狙いますが、ネットを揺らすことが出来ません。
膠着した試合が動いたのは、後半34分。沖縄SV(エスファウ)の小川 嵩翔(おがわ・しゅうと)がこの日、2枚目のイエローカードをもらい退場。数的優位に立ったFC琉球でしたが、そのチャンスをものにできず、試合は延長戦へ。
延長もFC琉球が、圧倒的な攻撃力を見せゴール前まで攻め込みますが、SV(エスファウ)のディフェンがしのぎます。

このままPK戦になるかと思われた、延長後半8分。沖縄SV(エスファウ)・有田朱里(ありた・しゅり)にFC琉球がゴール前でファールの反則!SV(エスファウ)がPKのチャンスを得ると、有田が右足でゴールを決めて、これが決勝点に!
沖縄SVが、2年連続で天皇杯の沖縄県代表となりました。

有田朱里選手「PK、結構緊張してたんですけど自信もって蹴れたんで、うれしさが爆発してしまいました」
小野木玲監督「沖縄の代表なれたということは非常に喜ばしいことですし、しっかり誇りをもって戦いたいなと思います。

最後の最後まで、手に汗握る試合展開となりました。沖縄代表になった沖縄SV(エスファウ)ですが、天皇杯1回戦の相手は、大分県代表のヴェルスパ大分で今月25日、沖縄市の県総合運動公園で行われます。