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海外からの旅行者や貨物が増えるゴールデンウイークを前に沖縄地区税関は違法薬物などの取り締まりを強化します。

沖縄税関では出国や入国が活発となるこの時期、慌ただしさに便乗した不正薬物などの密輸の増加が懸念されるため、25日から5月12日までを「春の取締強化」期間としています。

那覇空港では、麻薬などの密輸を水際で食い止めるため、麻薬探知犬による検査が行われていました。

25日任務にあたったのは、2023年12月、麻薬探知犬として配属されたラブラドール・レトリバーの「コルビー」と「ウゾー」で空港で入国審査を済ませた乗客の手荷物の周りをすばやく動きながら、不正薬物のにおいがしないか確認していました。

沖縄地区税関の佐藤敦俊監視部長は「GWは沖縄県内、海外からのお客様が活発になる時期でございますので人が活発になるこの期間に取締りを集中して実施するという意味で「取締り強化」期間を設定しています。麻薬探知犬をつかって水際の密輸防止に努めていきたいと考えています」と話します。

沖縄税関によりますと「空港などの人が多く行き交う場所では、迅速で的確な検査が求められることから麻薬探知犬による検査が不正薬物の密輸防止につながっている」ということです。