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信号機のない横断歩道で、ドライバーに歩行者の存在を知らせる横断者注意喚起灯が県内で初めて糸満市に設置されることになりました。

横断者注意喚起灯「ゆずるくん」の設置は、全国で進められていて横断歩道を渡ろうとする歩行者がセンサーに手を近づけると、高さおよそ3mに取り付けた機器のLEDライトが交互に黄色く点滅し走行する車のドライバーに知らせます。

県内では、今回初めて糸満市の市道に設置されることになり2024年3月12日に開かれた点灯式には、糸満市の當銘市長や警察関係者、それに市内に通う保育園の子どもたちなどおよそ30人が参加し、早速、園児たちが「ゆずるくん」を体験しました。

園児のひとりは「(車が止まってくれて)嬉しかった楽しかった」と答えました。別の園児は「楽しかったです。今後も使うと思う」と答えました。

糸満市建設部道路・公園管理係の久保田剛啓係長は、「通学途中の学生もそうですが、ご高齢者の方にも使って頂いて安全に渡って頂けることを目指しています」と話しました。

市では、2023年度は市内3カ所に設置し今後も設置を進め事故を減らしていきたいとしています。