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沖縄も寒い季節に入り、インフルエンザが再び猛威を振るっています。沖縄県は、1月25日に県内全域に「インフルエンザ」警報を出して注意を呼びかけています。体調に気をつけて過ごすようにしてください。

県によりますと1月21日までの1週間に県内54カ所の定点医療機関で確認された患者が1746人にのぼりました。定点あたり32・33人となって警戒レベルを引き上げる基準を超えたことから県は県内全域に「インフルエンザ警報」を出したということです。

県内では2023年10月に警報が出されるほど流行した時期があって一時終息していましたが再び猛威を振るうようになってきたことから県は2023年12月中旬に注意報を出していて、感染拡大の勢いが収まらないため2度目の「警報」に切り替えて注意・警戒を呼びかけています。

1月15日から1月19日までの5日間に県内の小・中・高校ではあわせて36の学校で学年閉鎖や学級閉鎖になっています。

新型コロナが落ち着いて初めて迎えた年末年始に人の行き来が活発になったことや新型コロナが流行していた期間にインフルエンザが広がらず免疫を持つ人が減ったことなどが主な要因にあげられています。

県が手洗いやマスクの着用、予防接種を受けるなど対策の徹底を呼びかけています。

インフルエンザを型別に見ると2024年に入って「B型」の検出割合が増えているそうです。A型に感染した人がB型に感染する可能性もあるため注意が必要です。