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プールを介して流行する「咽頭結膜熱」、いわゆるプール熱の患者が基準値を超えたとして、県は9月29日、初の警報を発表しました。

県保健医療部によりますと9月18日から24日までの1週間でプール熱の患者報告が定点あたり3.61人と警報の基準となる3人を超えました。1999年の感染症法の施行から県内では初の警報となり、注意を呼びかけています。

「咽頭結膜熱」いわゆるプール熱は、プールを介して流行する感染症で、発熱やのどの痛みのほか、目ヤニが出る結膜炎の症状が出るされています。

9月24日までの患者数は426人で、年齢別でみると1歳が109人と最も多く、次いで3歳・2歳と未就学児童の感染が多く7割を超えていて、家庭内で感染が広がっていると県は分析しています。

潜伏期間は5日から7日間で咳やくしゃみなどによる飛沫感染が多く県では、感染を広げないためにタオル分けて使うなど、対策の徹底を呼びかけています。