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琉球ガラスの現代の名工で独特の作風で沖縄のガラス工芸を発信してきた稲嶺盛吉さんが9月26日に亡くなりました。83歳でした。

稲嶺盛吉さんは1940年に那覇市に生まれ、中学卒業後にガラス作りへの道を歩み始めました。1994年に国から「卓越した技術者(現代の名工)」に選出されたほか、国内外で多くの賞を受賞してきました。また素材に廃材や備長炭、カレー粉を使用するなど、独特の作風で県内外や海外に向けて沖縄のガラス工芸を発信してきました。

稲嶺さんは2021年からがんのため自宅で療養していましたが、9月26日に読谷村の自宅で亡くなりました。83歳でした。葬儀は家族葬で執り行われたということです。