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商業を学ぶ高校生たちが自ら地域の課題を探して、商品開発や地域活性化のアイデアなどを競う大会が那覇市で開かれました。

この大会は、商業を学ぶ高校生に課題解決能力を高めてもらおうと開かれているもので、26回目の開催となった今回、県内の商業高校7校が参加しました。

大会では、各学校が地域の課題を設定し、地域資源を活用した商品開発など解決するための取り組みを持ち時間10分でプレゼンテーションします。

このうち、質の高い観光をテーマに発表した八重山商工高校マーケティングリサーチ部は、観光業の人手不足解消や石垣島の活性化に向けて、県外からの修学旅行生を自分たちがバスガイドとなって地域の魅力を紹介するなど、持続可能な観光地を目指した取り組みを発表しました。

そのほかの高校からは、学校間が連携して地元の特産品を使った商品開発を行うなど、 高校生ならではの柔軟な発想を生かした研究成果が披露されました。

審査の結果、今回上位2校に選ばれた八重山商工と名護商工が2023年7月22日・23日に沖縄で開催される九州大会に出場します。