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2026年の完成に向けて正殿復元作業が進む首里城は、正殿の図面を原寸大で描く作業が行われています。

玉城アナウンサーが「原寸図作成の様子は5月末までこちらのガラス張りのデッキから見学できます」とリポートしました。

首里城の原寸場では3月に入って正殿の一部を実物大の寸法で描く原寸図の製作が始まりました。原寸図は寺社仏閣など大規模な建築現場で用いられるもので、正殿の再建工事では、軒の反りや傾斜など、縮小された図面だけでは確認できない部分を製作するのに必要だということです。

作業は、高度な職人の技が必要とされ、棟梁を務める宮大工がひとりで担当し、9メートル四方のベニヤの型板に、屋根部分などの断面図を詳細に書き記す矩計図を引く作業が行われていました。

総合事務局開発建築部江崎秀明営繕監督官は「3次元曲面を頭の中で描いてそれを2次元の図面に落としている。非常に高度な作業をしています。絵にすると誰でも引けそうな線に見えるんですけど、なかなか普通の人には引けない。繊細な部分の取っ掛かりに入ったということで着実に進んでいるなと思っている」と話します。

また、現場には、若い世代にも復興の様子を伝えたいと県内4つの高校の写真部が撮影した再建の様子が展示されています。展示は5月中旬までです。