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2026年の完成を目指す首里城正殿の柱に使用される県調達の木材が1月16日那覇に到着し搬入作業が始まりました。

1月16日朝、那覇新港に到着した大きな船の中からトレーラー2台に載せられ運び出されたのは、首里城正殿の復元に使用される県が調達する柱材165本のうちのおよそ3分の1にあたる57本の大径材です。

1月14日に大阪を出港し、2日かけて那覇に到着しました。大径材は、県に寄せられた寄付金を活用し奈良県周辺で調達された国産のヒノキで、出荷前に厳しい検査基準を満たしたもののみ受け入れています。関係者が見守るなか、午後から首里城公園内にある再建に使用する木材の加工や保管を行う倉庫に運び込まれました。

国と県の調達分を合わせて正殿の復元には535本の木材が使われる予定で、現在までに168本の搬入が進んでいます。県では、調達した残りの大径材を2023年3月末までに複数回に渡り搬入するとしています。