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那覇市の工事現場で見つかった不発弾の処理が26日朝に行われ、近くに住む500人余りが避難しました。

濱元晋一郎記者「多くの人の住む那覇市の住宅街にある工事現場で見つかったのは、沖縄戦の際、アメリカ軍によって撃ち込まれた不発弾です」

工事現場で発見された不発弾はアメリカ製の5インチ艦砲弾一発で、きょう午前10時ごろから自衛隊による処理作業が行われました。

開始前には消防隊員や市の職員40人ほどが避難区域に指定された半径88メートル圏内にある家を一軒一軒周り、180世帯およそ540人に避難を呼びかけました。また、交通規制も行われ、国道330号の一部などが作業終了までの間全面通行止めとなりました。

不発弾の処理はさきほど10時26分に終了し、現在規制などはすべて解除されています。

きょうは南城市でも不発弾処理が行われ、169世帯407人に避難が呼びかけられました。こちらも先ほど作業を終了したということです。

県内では戦後78年を経ても不発弾が発見されていて、これまでに3万9408発が処理されています。