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県が開始した普天間基地周辺のPFASによる汚染を調べるボーリング調査の実施場所について、普天間第二小学校を追加するよう、保護者と市民団体が9月16日、宜野湾市に要請しました。

宜野湾市教育委員会を訪れたのは宜野湾ちゅら水会のメンバーと保護者で、子どもたちの安全を守るため、県が始めたPFAS汚染を調べるボーリング調査の実施場所に普天間第二小学校を追加するよう求める要請文を手渡しました。

会は2022年8月、校内の3つの地点で独自で実施した調査では、アメリカが定める基準値を超えるPFOSが検出されています。要請に対し教育委員会は、市と協議しながら今後の対応を検討すると答えました。

普天間第二小学校・保護者の与那城千恵美さんは「どこまで汚染されているのかという調査をしっかりしてもらって、そのうえで土の入れ替えをするなり、こどもたちが安心して土をさわれるような状態にしてほしいなと思います」と述べました。

宜野湾ちゅら水会・仲松典子さんは「(PFASが)出ているということは、ほかにもあると思うんですよ。全部は私たちは手が回りませんのでそこは行政の方でしっかりやっていただきたいと思っています」と述べました。

ちゅら水会では、沖縄防衛局にも同様の要請を行う方針です。