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天候が良いうちに投票を済ませようという「駆け込み期日前投票」の動きがすでに出てきています。また、繰り上げ投票を実施したところもありました。

濱元晋一郎記者は「商業施設内の投票所には多くの人が訪れ、長い列を作っています」と伝えました。

那覇市の期日前投票の会場には、9月9日午前中から有権者が訪れ一票を投じていました。現場の担当者によりますと、台風が発生したきのうから投票に訪れる人が目に見えて増えたということです。

投票にきた女性は「台風も心配なので日曜日風が強かったら出るのもおっくうなので前もって投票した方がいいと思いました」と答えました。

投票にきた男性は「台風、そういったものの影響がないように(事前に投票した)(新しい知事には)他府県に自慢できる素晴らしい沖縄県を作っていただきたい」と述べました。

一方、台風の影響で繰り上げ投票が決まった宮古島市の大神島では、投票所に有権者が訪れ投票を済ませていました。

県選挙管理委員会によりますとこれ以外に繰り上げ投票を実施する地区はありませんが、うるま市の津堅島、南城市の久高島、本部町の瀬底島では台風で投票箱が開票所まで運べない場合は、自衛隊や海上保安庁に相談しヘリコプターで空輸するか現地で臨時の開票所を設ける分割開票についても検討することにしています。

期日前投票は、一部の地域を除いて、9月10日も午前8時30分から午後8時まで受け付けています。