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ダンスに情熱注ぐ高校生の全国大会

きょうの特集は、ダンスに夢中になる高校生の話題です。部員数が日本全国で4万人を突破し今や1つの文化として根付きつつある高校ダンス部。その頂点を決める全国大会が開催されました。

高校ダンス部日本一を決めるダンス甲子園、夏の全国大会。決勝が今月17日、開催され、全国9つのエリアを勝ち上がってきた51校が青春の全てをかけた2分30秒の演技で競いました。

そんな舞台に4年連続、沖縄代表として出場する高校があります。浦添高校。県内屈指の強豪校です。果たして結果を残すことはできるのでしょうか。

全国大会まで17日 7月31日 沖縄大会。この日は、全国への切符をかけた沖縄県大会。12チームが出場し、上位2校が全国へ出場できます。浦添高校は県大会で3年連続優勝していて、今年は4連覇がかかっていました。

しかし、結果は準優勝。優勝は、「小禄高校」が掴み取りました。優勝できなかったという事実を、まだ受け止めきれていない様子です。

ダンスに情熱注ぐ高校生の全国大会

あの涙から2週間。彼女たちは、全国大会が開催される東京に姿を現しました。明日の本番を控え、会場近くの施設を借り、最終調整を行います。

全国大会は「スモール」・「ビック」と分かれていて、彼女たちが出場するのは、13人から40人編成で行われる「ビッククラス」。大会では、半数以上のダンサーがフリを揃える「ユニゾン」を最大の評価基準にしていて、それを50秒以上、作らないといけないようになっています。

つまり、少数の圧倒的うまいダンサーがいても勝てないようになっているというわけ。全体のレベルを上げた学校に優勝への道が開けます。

8月17日 全国大会。ダンススタジアム。通称ダンス甲子園。今年、15回目の大会で、史上最多、全国305校がエントリー。その中から51校が全国の舞台に上がりました。

他の高校を見るのはどうですか?「刺激になりますね。また1年間頑張る」

午後からの開演を前にステージで行われているのは「場当たり」。場当たりが終わると何やら少し慌ただしくなってきた模様

ダンスに情熱注ぐ高校生の全国大会

スタート位置と走り出す角度を変更することで、問題は解決しました。この後、いよいよ開演です。

名実ともに、高校ダンス部日本一を決める大会・ダンススタジアム。

通称「ダンス甲子園」日本中のダンス部が憧れるその舞台で披露されるのは、高校生活の全てを込めた2分30秒の演技です。

こちらは、県大会で優勝に輝いた「小禄高校」テーマは「希望の虹」虹色に輝くダンスで笑顔とハッピーを届ける。そんな思いが詰まった2分30秒です。

そしていよいよ浦添高校の出番です。テーマは「挑戦」と書いて「スタートライン」。挫折をしながらも「挑戦」し続ける姿を表現。見ている全ての人に勇気を与える作品に仕上げています。

全国305校の頂点に立ったのは、大阪の久米田(くめだ)高校。浦添高校は36位という結果に終わりました。

ダンスに情熱注ぐ高校生の全国大会

全国の壁は確かに高かった。いつの日か手にする頂点。その日まで、彼女たちの挑戦は続きます。