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一方、台風の暴風域に入った南大東島では、今回の台風について「前兆がなく急に雨風が強まった」と島に住む人は話しています。

南大東島で観光ガイドをしている垣花佳代子さんは「(午前)6時ぐらいに外の状況を家の玄関から見ていたんですけど、1時間もしないうちにあっという間に風と雨がものすごく強く吹き出して、前兆のようなものがあるのが私の経験してきた台風なんですけれども、それがきのうまでは良い天気のままで急激にどんどん状態が変わっていくという。早め早めに対策をしていたつもりでも、こんなにスピーディに台風が迫ってくるとは誰も予測していなかったのではないのかなと感じます」と話しました。

現在は、暴風域を抜けていますが島の基幹産業であるサトウキビは大きく横に倒れてしまっていて、今後明らかになる台風被害の大きさが懸念されています。