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県出身の写真家が沖縄の直面する問題や何気ない日常などを被写体に収め表現した展示会が那覇市で開かれています。

パレット市民ギャラリーで開催中の「大琉球写真絵巻」は県出身の写真家・石川真生さんが石垣、宮古、与那国など県内各地で撮影した何気ない日常や沖縄が抱える問題を被写体に収め表現した作品46枚が展示されています。

こちらは、有機フッ素化合物PFASによる水質汚染を訴える創作写真で、台所が舞台になっていて食べ物や食器など命に直結するものに被害が及んでいることを表わしています。この写真は、沖縄や日本と海外、複数のルーツを持つ家族の写真で、人種問題を考えさせる一枚です。

石川真生さんは「あなたが思う今の沖縄を表現してくれないか、と頼むわけよ。そしたら、その人たちが(被写体として)色んな表現するわけよ」と話しました。

大琉球写真絵巻は、2022年8月14日まで開催しています。