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復帰直後の沖縄でお金にまつわる当時の様子を知ることができる企画展が那覇市で開かれています。

那覇市民ギャラリーで琉球銀行が開いた企画展では、戦前に使われていた紙幣や硬貨の他、台湾銀行券や朝鮮銀行券の実物を見ることができるだけでなく、復帰直後、ドルを円に交換するため銀行に多くの人が詰めかけ様子を捉えた写真など当時の様子を感じとることもできます。

復帰当時に使われていた通帳には「ドル」で表示されていた預金が復帰を境に「円」に換算された記録が残っています。

1970年代から1980年代にかけて稼働していたATMでは普段は見られない「機械の裏側」も公開されています。

琉球銀行・川上康頭取「復帰50周年迎えるにあたって、いろいろな我々の先人たちの苦労があったんだと改めて感じることができました。懐かしい風景とか、普段見たことのない風景というのを確認できると思いますので、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたい」

企画展は5月8日までです。

お金にまつわる復帰当時の沖縄を感じる企画展