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4月29日から大型連休がスタートです。本格的なマリンレジャーがシーズンを迎えるなか、各機関が利用者などに安全指導を含めた呼びかけを実施しました。

那覇海上保安部は、利用者が多くなる時期にあわせて旅客船の安全指導を実施しています。

那覇と本部町の港の間を運行する高速船では、ライフジャケットや救助に使用する浮き輪等の機材が適切に管理されているか点検しました。また、座間味島に向かう定期船は、島民にとって大切な移動手段となっていて、担当者は事故を起こした際の通信手段のチェックなどを確認してました。

那覇海上保安部交通課・外山龍課長は「常日頃から意識して運行管理者、船長以下乗組員には技術・精神を高めてほしい」と述べました。

4月23日、北海道・知床で観光船による事故が起きていて、海保は事業者に安全な運航の徹底を改めて求めています。

一方、4月28日、読谷村のビーチで海岸やビーチの治安を守ろうとパトロールの出発式が開かれ、村や警察、観光協会などおよそ100人が参加しました。

2021年、南城市の浜辺で無許可で食事などのサービスを提供したとして半グレ2人が逮捕された事件を受けて、村は今回、関係機関が連携し、反社会的勢力の排除と水難事故防止などを目的にパトロールを強化します。

読谷村・石嶺傳實村長は「暴力団等という反社会勢力を1ミリも1歩も村内に入れないということをお互いに連携して、今日の集会のように決意も新たにして活動していきたい」と述べました。

県警は今後、海岸やビーチへの巡回を増やすほか、上空からのパトロールも強化していくというとです。

各機関が海を守る活動を実施