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沖縄のスポーツ選手や指導者の活動と思いを紹介する「アスリートフォーカス」。きょうは9回目です。「沖縄スポーツマネジメント」に所属するアスリートから、今回はこちらの方にお越しいただきました。

100mを主にしているスプリンターの与那原さんは東洋大学陸上部でキャプテンを務め、桐生祥秀選手とリレーでも活躍しました。まずはVTRで与那原さんをご紹介しましょう!

浦添市出身の100mランナー、与那原良貴選手。那覇西高校ー東洋大学陸上部で活躍。現在は県内の陸上クラブアスリート工房に所属して、国内各地で行われる大会に出場しています。この日はスタートに重点を置いた練習です。

アスリートフォーカス #9 与那原良貴さん

与那原良貴選手「人間が全力を出し続けられる時間はだいたい7~8秒と決まっている100mは7〜8秒ではゴールしないので、いかに力・エネルギーをどれだけ後半に残せるかという意味で、力を使わずに素早く前に出るというスタートをやっている」

実業団などと違いコーチやトレーナ―はいませんが、ウエイトトレーニングでの肉体強化など自分に必要な練習を自分で考え取り組んでいる結果、先月、26歳で100m10秒40と自己ベストを更新。またマスターズ陸上では25歳~29歳までの部で日本記録を持っています。

アスリートフォーカス #9 与那原良貴さん

与那原選手「年齢的にも今年27歳になるので、陸上で長く続けられても30歳前半までで、残り少ない期間なので、日々の練習を大事にしている」

与那原選手は中学までプロ選手を夢見る野球少年でした。その思いを変えたのが浦添中学時代足の速さを買われ出場した陸上の大会です。4×100mリレーで県勢初の日本一を経験しました。

与那原選手「日本一になったりとか個人でも全国のトップで勝負できたので、陸上でオリンピックに出られるかもしれないと思って。そこがきっかけで陸上に進んだ。自分が納得して競技生活を終えたいと思っているので、何とか日本代表になりたいなと思っている」

更なる高みを目指す与那原選手。その思いをスタジオで伺います。

アスリートフォーカス #9 与那原良貴さん