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アメリカ海兵隊のキャンプハンセンで、新型コロナウイルスの大規模なクラスターが発生し、オミクロン株の感染者も確認されていることから、近くの繁華街で働く人々から不安の声があがっています。

リポート・仲宗根啓介記者「キャンプハンセンのゲート前です。何事もなかったかのように兵隊らが基地の外に出ていきます」

キャンプハンセンでは、18日までに基地従業員や軍属とその家族の合わせて3人がオミクロン株に感染したほか、4日間で158人が感染するクラスターが発生するなど、感染が急拡大しています。

こうした中、18日夜は基地の前の繁華街へ繰り出すアメリカ兵らが何人も見られました。なかにはマスクを着用せずに街の中を歩く姿や、飲食店で酒を飲み、酔った様子で歩く姿なども見られ、感染を警戒している様子は伺えませんでした。

基地周辺で働く人は、感染への不安があるものの、生活のために働かないといけないと頭を抱えています。

飲食店で働く人「(客で)基地で働いている方もいっぱいいるので、やっぱちょっと怖いなと思います。お金稼がないと生活というか色々困るので、やっぱり働かないとなと思います。怖いんですけど、やっぱりそっちが勝ちますね」

県は、アメリカ軍にキャンプハンセンの関係者が基地の外に出ないことや、感染した兵士らがオミクロン株によるものか調査することなどを求めています。

  新型コロナ大規模クラスター キャンプハンセン前の繁華街で不安の声