※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
 

緊急事態宣言の解除から3週間。地域の高齢者たちが交流する「ふれあいデイサービス」が半年ぶりに本格再開し、集会所に元気な笑顔が戻りました。

渡嘉敷俊子さん「おはようございます。お世話になります」

開始30分前、いち早く会場にやってきたのは、この近くに住む92歳の渡嘉敷俊子さんです。

渡嘉敷俊子さん「きょうからスタートっていったので、もううれしくて」

地域ふれあいデイサービス再開 高齢者に笑顔

こちらのデイサービスは、新型コロナで、去年3月から活動がほとんどできなくなり、今年4月からは完全に休止。外出の機会を失った渡嘉敷さんは、1日の大半をテレビを見て過ごすようになりました。

渡嘉敷俊子さん「なんで私生きているのかねって思ったりした時ありましたよ。毎日じゃなくても行って話ぐわぁーできる、それが一番ほしいです」

友人「久しぶりですね。あいやー」渡嘉敷俊子さん「久しぶり」

友人との再会が半年ぶりにかないました。

渡嘉敷俊子さん「長い間でしょ。だから、さびしかったよ」友人「さびしかったですよね」

感染予防のため、開催時間は30分短縮され、内容も、接触をできるだけ避けた体操などのレクリエーションのみに変更されました。那覇市では、コロナの感染予防を徹底した上で、お年寄りが地域とつながる場所を提供していきたいと考えています。

地域ふれあいデイサービス再開 高齢者に笑顔

渡嘉敷俊子さん「体を動かすのは家でもやっているけどね、やっぱし、お顔を見て、ゆんたくするのがね、一番の楽しみ」

住吉区若葉会 亀谷勝美さん「長いこと、皆さん体調が気になっていたんですけど、でも皆さん思ったよりは元気でした。まだまだ状態は安定していませんけれども、どうにか続けられたらと思っています」