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今年6月に、光の玉のようなものが流れ落ちる様子が目撃された石垣島で、今月9日、再び同じ現象が確認されました。明るく輝きながら落ちる光の玉。これは、今月9日、石垣市の南の空を捉えた、企業の防犯カメラの映像です。

一方、こちらは同じ時間帯に石垣島天文台が撮影した写真、画面左下に、流れ星のような、光の筋が確認できます。石垣島天文台によると。

石垣島天文台 特任研究員花山秀和さん「明るく見えている時間が50秒ほどありまして、通常数秒程度明るく見られる火球とは異なる特徴がありました。ロケットの一部が大気圏に突入する時に数十秒程度明るく見える場合がありまして、同じような現象が今回見えていたという可能性は考えられるかと思います」

ロケットが大気圏に突入する時に見られる現象と似ているということですが、実は、石垣市のこの防犯カメラでは、今年6月にも、同じような現象を映していました。

石垣島で光の玉 再び

石垣島天文台 特任研究員花山秀和さん「今年の6月と9月、いずれもこの火球が確認された時間からおよそ10分前に中国で、ロケットが発射されたというインターネット上の情報がありまして、この2つの映像を比較しますと明るさの変化の仕方ですとか、位置に関しては、多少違いは見られるんですけれども、流れる方向ですとか、明るく見えている時間ですね、継続時間が似ている部分がありますので、同様の現象であるという可能性は考えられるかと思っています。」

ちなみに、石垣島天文台では、7月と8月にも、同様の現象を確認。6月から月に1回のペースで見られているということです。

石垣島天文台 特任研究員花山秀和さん「私自身も7月に同じような現象を見たことがありまして、そのときは大変驚きました。肉眼で見るとやっぱりすごかったです」