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従来より感染力が強いとされるインドで確認された「デルタ株」が県内でも急速に増えています。県によりますとデルタ株に感染した疑いがる人が新たに40人確認されました。

7月12日から19日までに新型コロナに感染した患者、128人の検体を調べたところ40人がデルタ株の陽性でした。県は「急激なリバウンドが見られる」と感染再拡大への危機感を示しています。

那覇空港で続けられている新型コロナの検査について30分以内で検査結果が出る「抗原検査」の運用が7月22日から始まり、PCR検査と併用していくことになります。期間は9月までの予定で那覇空港を発着する便を利用するすべての人が対象です。

また、緊急事態宣言に伴う再三の休業要請に応じない飲食店29店舗に30万円以下の過料を科す手続きが進められていて県は7月21日に過料を求める通知書を裁判所に提出しました。宣言期間中に過料の手続きをするのは全国初です。

現在、県が把握している休業要請への協力が得られない飲食店は134店舗にのぼり今回過料を求めなかった残りの105店舗にも今後、過料を求めていく方針です。

沖縄で新型コロナのリバウンド鮮明 デルタ株も急増 過料の措置も