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県立中部病院で発生したクラスターの公表をめぐる問題で県病院事業局が謝罪と経緯の説明を行いました。

県病院事業局の我那覇仁局長は「本日中部病院長と面談し、これまでの経緯を整理しましたところ、認識の齟齬があることを確認しました」と述べました。

この問題をめぐり県立中部病院は7月1日に会見を開きクラスターの公表について会見を開き説明する意向を県に示したところ、県から取りやめるよう話があったため中止したとの認識を示していました。

県立中部病院の玉城和光院長は「中部病院が与える影響を考えると、もっと強く本当は押すべきだったかもしれないですけど、この文章を見た時にこの影響を考えると、これは(公表を)止めないといけないのかなと受け取ったということはあります」と述べました。

7月2日の県病院事業局の会見で病院側の打診の時点では、クラスターの公表基準を満たしていないと考え、公表によって混乱が生じる可能性があると病院側に伝えるものだったとして、公表を取りやめるような趣旨ではなかったと説明しました。

県病院事業局の我那覇仁局長は「中部病院側に記者会見はするなと、止めると、そういう風なことは決してございません」と述べましたその結果、やり取りの中で双方の認識に齟齬が生じたものだったと今回、県側と病院側で確認したということです。

また今後の対応として県立病院でクラスターが発生した場合の情報の公表基準を定め、速やかに公表を行うことを決めたということです。

  県立中部病院クラスター 「認識に齟齬があった」と双方が確認