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新型コロナの急拡大が県経済が再び打撃を受けています。日銀那覇支店はきょう、県内の景気について「厳しい状況にある」と発表しました。

日銀那覇支店は6月の県内金融経済概況について、5月は景気を持ち直す動きがあるとしていましたが、新型コロナの感染急拡大と緊急事態宣言が出されたことをなどから「厳しい状況にある」と2カ月連続で判断を下方修正しました。

観光業ではゴールデンウィークがあった5月における県内主要ホテルの客室稼働率は速報値で24.2%と前の年を上回りました。ただ、再び感染が急拡大したことから稼働率は低迷していて引き続き厳しい状況にあるとしています。

一上那覇支店長は「ワクチン接種が始まり景気の持ち直しが期待できるが、変異株というリスクもあって、引き続き新型コロナの影響を注視していく必要がある」と見解を述べています。

沖縄県内 6月の景気「厳しい状況」下降修正