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県内では新型コロナの新規感染者が初めて200人を超え、5月18日に続き2日連続で過去最多を更新しました。

県によりますと5月19日、県内では新たに10歳未満から90歳以上の男女あわせて203人が新型コロナに感染したことが確認されました。

県内で1日あたりの感染者数が200人を超えるのは初めてで、168人の感染が確認され過去最多となった5月18日を大きく上回り、2日連続で過去最多を更新しました。

5月19日感染が確認された203人のうち、85人は感染者との接触が確認されていますが、残りの118人の感染経路は現段階で明らかになっていません。

また県はこれまでに新型コロナに感染が確認された115人の変異ウイルスを検査したところ、81人から従来のウイルスより感染力が強いとされるN501Yが検出されました。

県は現在の感染状況について「変異ウイルスの影響もあり、これまでに経験したことのない増え方、感染者数となっている」としていて、5月20日以降も同じような数で推移した場合、市中感染がかなり広がっている可能性があると危機感を示しています。

沖縄県の新規感染者203人 初の200人超えで2日連続で最多更新

感染状況をまとめて見ていきます。きょうの新規感染者は203人、累計は1万4289人です。人口10万人あたりの新規感染者は63.61人です。

カレンダーを見ていきますと、先週から100人を超える日が続き、ゴールデンウィークの影響が出ていたことが分かります。そしてきょうは衝撃的な人数になってしまいました。

医療の状況です。入院患者数は465人、重症が10人、中等症は211人です。入院調整中の方は104人増えて417人です。

県の警戒レベルは、療養者数・病床占有率・新規感染者が「感染まんえん期」です。このうち病床占有率は7.4ポイント増えて101.3%と100%を超えてしまいました。

きのう火曜日の人出も見ていきます。那覇空港駅ではいずれも大幅に増加、その他は減ったところが多くなりましたが、国際通りでは1週間前との比較で大幅に増えていました。

引き続き感染対策をしっかりしていきましょう。