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北部地域の高齢者に対する新型コロナワクチンの接種について、医師会と北部12市町村会が検討会を開きました。

7日、名護市で行われたワクチン接種に関する検討会には、県医師会の安里哲好会長や北部地域の12市町村長が参加しました。

北部地域ではすでに恩納村や本部町などでも高齢者へのワクチン接種が始まっていますが、県医師会は来月中に全ての高齢者に対し1回目のワクチン接種を終え、7月末までには全ての高齢者へのワクチン接種終了のめどが立つよう協力してほしいと市町村長らに求めました。

また現在行われている集団接種と個別接種にあわせて、高齢者福祉施設に医療従事者が出向く訪問接種の実施を提案、ワクチン接種をより円滑に行ってほしいと要請しました。

一方、市町村長らは、名護市など人口の多い地域では接種完了までに時間がかかることや、各地域でワクチン接種にあたる医療従事者が不足しているなどの問題点をあげ、今後も医師会と対応を協議していく方針です。

県医師会と北部12市町村会 新型コロナワクチン接種に関する検討会