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“感染を防ぎながら、どう日常を過ごすか”模索の日々が始まりました。各地の様子です。

新型コロナの感染拡大を防ぐため4月上旬から臨時休園していた「沖縄こどもの国」、1日から再開です。

来園者(子ども)「かっこいいです!おサルさんの顔」

来園者(母親)「子ども遊ばせるところができたんで良かったです」

園の再開にあわせてサル山もリニューアル!これまでより来園者とサルの距離が近くになり、臨場感が増しました。

きょうから6月 新たな日常の模索

さらに、ガジュマルなどの樹木を植えることでヤクシマサルが住みよい屋久島の生息環境を再現しています。

沖縄こどもの国・神里興弘園長「こどもの国におきましては感染防止対策を強化してお待ちしておりますので是非こどもの国に来ていただいて、楽しい一日を過ごしていただければと思っております。新型コロナの具合を見ながら何らかの形で感謝の場を作っていきたい」

開園50周年を迎えた「こどもの国」、今後は県内の状況を見ながら子どもたちを喜ばせるイベントを開催していく方針です。

恩納村にあるリゾートホテル「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」では4月下旬から休業していて一部の施設を除き、1日、営業を再開させました。

再開を前に行われた朝礼…

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄村尾茂樹総支配人「ようやく1日リスタートすることになりました。ここでみんなこうやって、新しいオープン迎えることができ、私としてもすごく喜んでいます。1日から頑張っていきましょう、よろしくお願いします」

実は、新入社員も1日が初仕事。例年なら研修を終えてすでに接客をしているはずが新人の仕事始めが1日まで持ち越しとなっていました。

新入社員「たくさんの出会いを通じながら人としても成長して、成長していきたいと思います」

新入社員「微力ながらでも笑顔でサービスしていけたらいいなと思っております」

新入社員「パティシエになりたいんですけれども、自宅でずっとケーキなどを作って、早く仕事がしたいなという思いで待っていました」

新型コロナの感染が県内で落ち着きを見せるなか、再スタートの一歩を生み出した観光業界。しかし、まだまだ厳しい状況は続きそうです。

きょうから6月 新たな日常の模索

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄村尾茂樹総支配人「これから先、コロナの状況が収束するというわけでもありませんので、これから厳しい状況というのが予想されると思います。その中で、お越しいただいたお客様に安心して充電していただいて、沖縄を盛り上げていければいいなと思います」

1日から学校が再開となった「沖縄アミークスインターナショナル」3カ月ぶりに子どもたちの笑顔が校舎に戻ってきました。

アミークスでは新型コロナを防ぎながら昼食の時間を楽しめるよう机に置く”パーテーションづくり”に挑戦しました。

5年生「マスクして食べるわけにはいかないので、これを使ったらしゃべりながらも食べれるのでいいなと思います」

5年生「結構静かなお昼ご飯の時間になるかなって思います。これ(パーテーション)がなければ、もっと楽しいお昼ご飯の時間が過ごせるのに、これがあるからなんかちょっとさみしいです」

きょうから6月 新たな日常の模索

沖縄アミークスインターナショナル・コリンズさゆり教務主任「食事時間というのはマスクを取ってしまいますので、何もしゃべらず食べなさいということもなかなか難しいですので、できるだけのパーテーションを使って感染症対策をするということです。自分で自分の身を守る、で、健康的な生活をリードするっていうことをしっかり学んでほしいなと思っています」

3年生「前が見えなかったりして…ちょっと窮屈」

3年生「みんなのつばが飛んだりとかすることもあるから、これは使っていた方がぼくはいいと思う」

アミークスでは、6月に予定していた”運動会”や”水泳の授業”を取りやめました。

新型コロナから身を守りながらこれまでの生活を維持していくか…新たな日常の模索が続きます。