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緊急事態宣言が拡大されて迎えた初めての週明け…

通勤に欠かせないモノレール。けさも駅には職場に向かう人の姿がありました。

モノレール利用者「一日おきに在宅勤務と出勤になっています。やっぱり業務に支障は出てます」

緊急事態宣言が拡大した効果なのか…?拡大前に比べて利用者が4割ほど減っているということです。

そして…

こちらも通勤手段の1つである「バス」。きょうはいつもより閑散としていました。

バス利用者「マスクする姿が増えたと思います。きょうは少なかったですね」

バス利用者「沖縄でも感染者増えてきているので、自分も子どもたちも大丈夫かなという不安はあります」

緊急事態宣言 全国拡大後の県内"マスク騒動も"

バスを運行する各会社では窓を開けて換気をしたり、車内を消毒したりと対策を徹底しています。

週末にはこんな出来事も…

おととい、県庁前で行われた1万枚のマスク配布。会場には、たくさんの人が押し寄せ、長い列ができました。

マスク配布に並んだ人「1時ぐらいから並んでます。自分のは手作りのでも、なんとなくいいんですけどやっぱり、男の子たちって、なんか嫌がるんでちょっと困ったなと思っていたんでありがたいです」

感謝の声があがる一方で、困った騒動が起きてしまいました。

並んでいる人「アレ、入ってますよね…」

怒鳴る人「出せよ。あるもの出せ!」

現場で配られないマスクがあったことに並んでいた人と小競り合いが発生。

警察が介入する事態にまで発展しました。

主催者「もう終わりですんで…解散です」

並んだ人「あれは?」

主催者側「あれは関係ない。1万枚配ったから…」

緊急事態宣言 全国拡大後の県内"マスク騒動も"

主催者は残ったマスクについて手伝ってくれたスタッフへのお礼だと説明しますが…今回の騒動に困惑。

主催者「お騒がせしてすみませんでした。ただ、気持ちだけはわかってほしいんですよ…」

緊張や不安が高まる今、善意を施す側にも十分な配慮が求められそうです。

感染拡大の勢いに衰えが見えず…4月も下旬に入り、大型連休を控えた観光施設では臨時休業を余儀なくされています。首里城公園はきのうから当面の間、臨時休業を決めました。

施設内に入ることができなくなったため、来月予定されていた”正殿遺構の一般公開”も延期になっています。全国的に行動自粛が呼びかけられ、今年は例年とは大きく異なる大型連休になりそうです。