終わったはずの防疫措置。養豚農家に大きな衝撃が走りました。家畜伝染病のCSF、いわゆる「豚コレラ」の感染がきのう、新たに沖縄市の農場で確認されました。

新たに感染が確認された沖縄市の農場では、きのうから殺処分が始まっています。6日までに豚の埋却や豚舎の消毒など、防疫措置が完了する予定です。今回、殺処分されるのは1850頭あまり、総数は1万900頭にのぼる見込みです。

先月8日の発生から1週間の間に、うるま市と沖縄市にある5つの農場で感染が確認されました。それ以来およそ3週間ぶりとなる豚コレラの発生。新たに発生した農場は、先月10日に感染がわかった農場から、わずか200mの場所でした。

Q:感染したタイミングはいつ頃だと考えらえるのか?

畜産課・仲村敏課長「いろんなパターンが考えられますので、そちらは、疫学調査チームの方で分析していきますけど、ウイルスに感染して発症するのが約3日程度と一般的に言われております。」

Q:豚のエサの扱いなど衛生管理に問題はなかったのか?

畜産課・仲村敏課長「飼養衛生管理基準については、特段、問題がある農場ではないという報告は受けております。エサに関しても一般的な配合飼料等のエサを使われているということです。」

この農場では先月11日に検査が行われ、「陰性」でした。県内では感染拡大の防止のため、ワクチン接種に向け動き出していました。

Q:今回の新たな発生でワクチン接種のスケジュールが後ろ倒しになる可能性はあるのか?

長嶺豊・農林水産部長「今、発生をしていない北部・中部という形ですので、そういう所から打ち始めるという考え方自体は変わっておりませんので、特にスケジュール的に後ろになるということには影響しないと思います。」

現在、プログラムの策定が進められているワクチン接種は、早ければ今月中旬にも始まります。