家畜伝染病のCSF、いわゆる豚コレラが先週8日に確認されてからきょうで5日目。おとといには、沖縄市の農場でも感染が確認され、現在、4農場で感染を確認。殺処分の対象は6農場、およそ6700頭にのぼっています。

石橋記者「沖縄市で感染がわかった2カ所目の養豚場上空です。殺処分した豚の埋却作業がすすめられています。」

おととい新たに感染が確認された、沖縄市の農場。8日に2例目の感染が確認された、うるま市の農場と同じ所有者で、互いに車の往来があった、関連農場でした。

石橋記者「殺処分された豚が入った袋は穴の中に運ばれ、重機を使って土が被されていきます。」

この農場と、もう1カ所の関連農場では、飼育されていた豚の殺処分がきょうから始まっています。

県によりますと、きょうまでに豚コレラの感染が確認されたのは、うるま市と沖縄市であわせて4農場。関連する農場も含めると、6つの農場でおよそ6700頭が殺処分の対象となっていて、きょう午後4時までに6300頭以上の殺処分が完了しています。

また県ではこの間、消毒ポイントを8カ所から10カ所に増やしたほか、検査の範囲を、豚コレラが発生した農場から10キロ圏内に広げました。

検査や殺処分が進む一方、今後の課題も見えてきました。殺処分した豚を埋める、埋却地の選定です。感染が確認された場合に、迅速に処分できる埋却地が必要で、埋却地の選定が遅れると防疫措置も遅れる可能性もあるといいます。

このため沖縄市は、アメリカ軍に対し嘉手納弾薬庫内を埋却場所として使用を要請し、了承が得られたと発表しました。県は、今後の状況次第では使用する可能性もあるとしています。

玉城知事「感染した豚の肉が市場に出回ることもありませんし、豚肉の流通が滞ったり付則したりすることはありません。正しい情報に基づき、冷静に対応していただきますよう、お願いいたします」

玉城知事は、おとといの会見で豚コレラは人に感染しないことなどを改めて強調し、感染拡大防止に協力するよう求めました。