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嘉手納基地と伊江島補助飛行場で訓練をしていた、アメリカ軍機が部品を落下させたことを受け、嘉手納町議会は飛行訓練の禁止などを求める意見書と抗議決議を全会一致で可決しました。

嘉手納町議会・基地対策特別委員会の當山均議員は「部品落下事故は、復帰後から近年に至るまで、枚挙にいとまがなく、万が一住民住居地に落下すれば住民を巻き込む大惨事につながりかねず、この点からも町民に与えた不安は計り知れない」と話しました。

アメリカ軍のMC130J特殊作戦機は、伊江島補助飛行場と嘉手納基地でタッチアンドゴーの訓練をしている最中に、長さ134cm・直径3cm、重さ500gの着陸装置の主脚の一部を落下させました。

長さ134cm・直径3cm、重さ500gの着陸装置の主脚の一部を落下させました。

アメリカ軍は、18日朝の点検で部品がないことに気づき、その後、伊江島補助飛行場内で部品を見つけました。意見書と抗議決議は、住居地上空での飛行訓練の禁止や安全管理の徹底などを求めていて全会一致で可決されました。